中川ちょうぞう候補の回答
1. 政治家を志したきっかけはなんですか?

プロである既成政党の既存の政治家が有権者の無関心を良いことに、余りにも酷い政治を続け、一向に政治が良くならないから。
長年ビジネスマンだった私は47歳で大手企業を辞めて、政治のアウトサイダーとして選挙提言活動を始めました。
在宅介護で看取った母の遺言が切っ掛け。「(私の世話より)世のため人のため、お国のために動きなさい」

2. 今回の知事選に立候補した一番の理由は何ですか?具体的に教えてください。

自分のこれまでの経験や実績を生かして、停滞し地盤沈下するふるさとひょ兵庫を救いたいから。
他の候補者とは違う独自のユニークな政策、全国初となる政策を多数考えており、それを実践・実現して、自治体再生のモデルを示したいから。
組織もカネもない私のような者でも、政策と志と使命感があれば、チャレンジして知事になれる社会になってほしいから。
多くの県民や有権者に政治の主役は自分たちであり、政策本位で良い政治家を選ぶ投票
が大事であることを訴え続けるため。

3. いまの兵庫県の良いところ、足りないところとお考えの部分をそれぞれ具体的に教えてください。

良いところは、素晴らしい地域資源や人材や歴史や文化や伝統などがあること。
足りないところは、その資源に気付かず、活用されず、自治力・市民力が低いこと。県政に無関心で投票にも行かない人が3分の2もいること。
県民の意識が県政から乖離していること。自治の主役であり、当事者であるという意識が足りないこと。これが地域力・自治力を低下させている。

4. 知事に就かれましたら、「3」についてどのように取り組みますか?

全国初の選挙条例を定めて、知事や議員の任期制(3期12年以内)、投票インセンティブ(投票したら1万円をポイントで進呈)、公開討論会の義務付け、落選者採用制度などにより、県民がもっと県政に関心を持ち、投票を通して政治参加し、自治の主役として県政に参画できる仕組みを確立します。公選法の運用や選挙公営の仕組みを見直し、

5. 6月3日の神戸新聞に掲載されていた今回の選挙に向けてのそれぞれのキャッチフレーズについて、具体的にどのようなことを指し、何を目標に取り組むのかお答えください。

「スタートアップ兵庫‼︎」 旧五国から兵庫県が発足して今年で150年。停滞・地盤沈下する兵庫県を新しい発想、新しい政策、様々な融合やコラボを通して、ゼロから立ち上げて行こう。
新たな創造をし上昇していころうという願いを込めたもの。!にはそんな思いがある。

6. 福井県で福島第一原発並みの原発事故が発生した場合、兵庫県内でも甲状腺の被爆線量が安定ヨウ素剤の服用が必要な地域があると聞いています。シュミレーションを行い、避難訓練やヨウ素剤の配布なども考えなければならないのではないかと思いますが、どういう対策をお考えですか?

私が公約の一つに掲げている「防災・減災」は自然災害だけを対象にしたものではあり
ません。国民保護法に基づくアクションプランを早急に整備します。

7. 少子化に伴い地域によっては複式学級が増えています。複式学級を採用する定員の見直しが必要なのではないかと思っています。また逆にマンモス校もあり、教育の格差が生まれているような気がして心配です。このような教育分野についてどのようにお考えですか?

私は大きく8つの分野の公約を謳っていますが、その中でも「教育」を第一に考え、全ての原点と明記しています。教育の質の向上が生徒や保護者だけの問題ではなく、兵庫県の未来を規定するものと認識しています。

8. 動物の殺処分について、多くの都道府県で活動が見直されてきています。兵庫県の現状と今後の展望について教えてください。

4人の候補の中で最初に「殺処分ゼロ」の公約を謳い、選挙公報や政策ビラに明記しているのは私です。「ペット条例」を定めて、飼い主、ブリーダー、売主、行政などの責任や義務を明記し、安易な飼育を防止するとともに、民間団体などと公民連携して犬猫に限らずペットを捨てない殺さない仕組みを構築します。

9. 前回の知事選挙の投票率は53.47%でした。参院選とのダブル選になった影響もあり、2009年の36.02%を大きく上回っていますが(前回比 +17.45%)、同じ参院・県知事ダブル選だった01年と比べると僅かに下回っています(-2.74%)。昨今の投票率の低下傾向について、どのようにお考えですか? 政治家の皆さんはどのように取り組むべきでしょうか、また有権者はどのようにあるべきでしょうか?

知事選単体選挙での平均投票率は35%。投票に行かない人(棄権)が3分の2というのは、民主主義や自治の危機でもあります。政党や政治家と県民の双方の意識と遊離している状態。
全国初の「投票したら1万円(ポイント)」(インセンティブ制度)を制度化して投票率を70%台に向上します。投票率が上がれば、県民の政治への関心が進み、市民力・自治力が出てきます。

10. 今までに「これやっちゃったな」と思った一番の失敗はなんですか?

人生失敗の連続かとは思いますが、特に思い浮かびません。

11. 今回の選挙に向けてのアピールをどうぞ。

知事は誰がなっても同じではありません。独自の政策と実行力をもった経営手腕のある者が知事になれば、兵庫県や県政はガラッと劇的に変えることができます。
誰を選ぶかが大事なのです。だから投票に行ってください。私は基礎自治体(市や町)の市長を2期務めました。その経験がある候補者は私だけです。
だからこそ、県から市や町への分権を進めます。私が他の候補者と違うのは、官・民両方の大組織で活躍してきたことです。だからこそ、公民連携で民間の力を引き出して兵庫を元気にできるのです。

 

​津川ともひさ候補の回答

みらぼくたからづか 御中
             
2016年6月19日  兵庫県知事候補者 津川ともひさ

貴団体からお寄せいただいた質問に、以下のとおり回答します。

1、政治家を志したきっかけはなんですか?

 いまの県政や、国の政治のひどさを痛感し、これを変えるたたかいに取り組んできましたが、「政治家になりたい」と考えたことはありませんでした。代表幹事をつとめている「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」から、要請を受けたことがきっかけです。自分の思い、志からも、引けないと思いました。


2、今回の知事選に立候補した一番の理由は何ですか?具体的に教えてください。

 私は、29年間、高校の社会科教員として生徒と向き合ってきました。兵庫県高等学校教職員組合の委員長として、よい高校教育の実現と教職員の権利を守るために、県教育委員会との交渉にあたるなど、県政とは深いかかわりをもってきました。
 このなかで、いまの県政が教育や県民の暮らしを大事にするのでなく、大型開発や大企業の応援を優先している。この県政の方向を変えなければならない、と感じてきました。また、県政を変えるためには、政府に対しても沖縄県知事や新潟県知事のように、県民の立場から、政府にはっきりモノをいう知事が必要だと思いました。
 安倍内閣による戦争法(安保法制)の強行や憲法改悪の動きなど、数の力の暴走が横行するなかで、教員だった私の原点―「教え子を再び戦場に送らない」、これを、いま、身をもって実践するときだと痛感しました。これらが、知事選に立候補して、現知事と対決しようと決意した理由です。


3、いまの兵庫県の良いところ、足りないとお考えの部分をそれぞれ具体的に教えてください。

 兵庫県そのものは、都市と農村があり、海と山に囲まれた素晴らしい県です。この素晴らしさを本当に生かすには、国や県が、それぞれの市や町に住む人々の暮らしを守ることを最優先の仕事としてとりくみ、「住んでよかった」と実感できる街にすることが必要です。
 この視点で見ると、いまの県政の施策は、最も大事な点で方向が間違っています。1キロ200億円もの高速道路の建設やパナソニック1社に131億円の立地補助金を出す(数年で撤退)など、不要不急の大型開発・大企業優遇に偏っています。一方で、「行革」の名で、お年寄りの医療費助成の廃止、教育費の削減、県民サービスにあたる分野の事業や職員の削減など、県民にそのツケを押し付けています。県政の方向を、県民の暮らし・福祉・教育優先に切り替えることが必要です。


4、知事に就かれましたら、「3」についてどのように取り組みますか?

 若者と子育ての応援は重要な柱です。返さなくてもよい県独自の奨学金の創設、県下からブラック企業の一掃、公立保育所の増設、子どもの医療費は高校卒業まで無料、最低賃金は直ちに1000円にし、1500円をめざします。お年寄りの医療費助成制度の復活、国保と介護の負担軽減などにも、直ちに取り組みます。
 地域経済のカナメは、企業の99%をしめる中小企業と農林漁業を応援することです。住宅・リフォーム助成制度をつくり、中小企業の仕事をつくることや、農林漁業を県の基幹産業に位置付けて、思い切った支援をおこない、振興します。
 

5、キャッチフレーズ「人と地域を守る県政に」につて、具体的にどのようなことを指し、何を目標に取り組むのかお答えください。

 立候補を決意して以来7か月、県下全域をまわり、地域から学校がなくなり、病院がなくなり、公共交通機関がなくなっていること、国の政治と現県政のもとで「地域が壊されている」ことを実感しました。「人と地域を守る県政」をつくらなければならない、と決意したことが、スローガンの理由です。
 スローガンにこめた県政を実現する具体策は、「4問」でその一例をあげたように、「人を守る」ためには、若者と子育て世代の応援、働く人たちとお年寄りを守る対策です。「地域を守る」ためには、中小企業と農林漁業に光をあてて思い切って支援、振興することです。


6、福井県で福島第一原発並みの原発事故が発生した場合、どういう対策をお考えですか?

 福井県・若狭湾の原発は、全国最大数の原発群が林立し、「原発銀座」と呼ばれています。福島原発事故でも複数の原発が連続して事故を起こしました。福井原発で連続的・同時的に事故を起こせば(その可能性はあるのですが)、想像を絶する被害が予想されます。兵庫県は50キロ圏に接し、近畿の水がめ・琵琶湖も隣接しているだけに、汚染されれば重大です。
 事故対策として、ヨウ素剤の事前からの配布や避難訓練などは当然ですが、原発そのものの「再稼働」を許さず、「原発ゼロ」を実現することが根本的対策です。この間、「再稼働原発ゼロ」の状態が2年近く生まれましたが電力不足は生じなかった経験から、日本社会は「原発なし」でもやっていけることを経験しました。それなのに、現知事が関西広域連合長として大飯原発再稼働を容認したことは、許せません。私は、「原発再稼働反対」と政府にハッキリものを言い、「原発ゼロ」の決断を求めます。再生可能エネルギーの開発・普及の先進県をめざします。


7、少子化に伴い地域によっては複式学級が増えています。定員の見直しが必要ではないか。また逆に、マンモス校もあり、教育の格差が生まれ、心配です。教育分野についてどうお考えですか?

 全国では40府県が中学校で少人数学級を導入しています。しかし、兵庫県は35人学級が小学校4年生で止まったままです。公立小中学校1学級あたりの平均児童・生徒数は中学校でワースト5位、小学校でワースト7位となっています。
 ご指摘のマンモス校も問題です。高校では、学区の拡大で行き場を失った生徒や遠距離通学など、学区拡大と高校統廃合を見直す必要があります。
 現県政による、教育予算まで大幅に削る「行革」を中止し、予算を増やし、少人数学級の拡大、県独自の返さなくてもよい奨学金制度の創設、私学への助成拡充など教育を大切にする県に変えていきます。


8、動物の殺処分について、多くの都道府県で活動が見直されてきています。兵庫県の現状と今後の展望について教えてください。

 犬や猫の殺処分数は、市民団体や保健所の譲渡・返却の懸命の努力で2010年度には年間20万件を超えていたものが、2014年度には10万件まで減少しました。川崎市、熊本市、札幌市などが犬の「殺処分ゼロ」を達成し、広島県もゼロを達成する見込みだとしています。兵庫県の犬・猫の殺処分が日本一(2012年度)だったことには、驚いています。兵庫県でも「殺処分ゼロ」をめざしたい。
 そのためには、飼い主の責任として、ペットが死ぬまで飼いつづけることが基本です。同時に、引き取り手の見つからないまま子猫・子犬が処分されることがないよう、里親を探すなど譲渡する数をふやすことが重要です。動物愛護団体やNPOなどへの公的な支援を強めます。新たに犬猫を飼い始めようとしている人に、保護された犬猫を飼うという選択肢があることを、周知啓発する取り組みを強めます。自治体の動物愛護センターが、保護し譲渡する施設として機能することをめざします。成犬は引き取り手がみつけにくいといわれています。譲渡の可能性を広げるため、必要な矯正や一定期間の健康管理をするなど手間と時間が必要です。行政が、愛護団体やNPO、地域の住民の協力なども得られる仕組みをつくります。不妊手術への助成制度の創設や、譲渡促進のとりくみへの支援などを国に求めるとともに県も独自にとりくみます。
 2012年9月、動物愛護管理法が改正されましたが、生後56日を経過しない子犬や子猫の親からの引き離し禁止の実施、インターネット販売時の現物確認や書面による対面説明の義務化の、業界や自治体への徹底が必要です。災害対策での避難計画にペットの避難を位置づけることも必要です。


9、昨今の投票率の低下傾向について、どのようにお考えですか?政治家のみなさんはどのように取り組むべきでしょうか、また有権者はどのようにあるべきでしょうか?

 知事選挙は、国政選挙と比較して新聞、テレビなどマスメディアの選挙報道が少なく、加えて選挙法で選挙活動が大きく制限されているために、有権者の関心を高め、争点を広く県民にとどけることが、むずかしいという側面があると考えます。
 今回は4名の立候補で選択肢そのものは広がっていますが、私以外の2人の新人は、現知事と政治的立場が同じか、「日本国憲法の廃止」を掲げるなど右寄りの人です。
 県民の立場で県政を変えられるのは、私・津川しかないことをしっかり訴え、争点を浮き彫りにし、関心を高めて、投票率の向上に結びつけたいと思います。有権者のみなさんには、主権者である県民のみなさんがこぞって投票し、声をあげれば「政治は変えられる」、ご一緒に変えましょう、と訴えたいと思います。


10、今までに「これやっちゃったな」と思った一番の失敗はなんですか?

 大学1年生の秋、学生寮の“前期試験終了コンパ”でしたたか酒を呑んで、当時はやっていたジェンカを踊ったものだから悪酔い。寮の外へ出て頭を冷やそうとしたところまでは記憶にあった。気がつくとまわりでワァーワァーと騒ぐ声。いつの間にか寮の外で寝入ってしまい、寮生だと気づいた人が、寮まで駆け込み、びっくりした寮仲間が“救出”に来てくれていたのでした。もうこんりんざい、酒は呑まない、イヤ呑んでジェンカは踊らないと決意したのでした。(1浪だったので二十歳にはなっていました)。


11、今回の選挙にむけてのアピールをどうぞ。

 津川ともひさは、「人と地域を変える県政」をつくるために、3つの柱で、県政を転換します。第1は、県民の生活をささえ、地域経済を守る県政に変えます。そのために、若者と子育てを応援します。返さなくてもよい奨学金を県独自でつくります。県下からブラック企業をなくします。最低賃金は直ちに1000円にし、1500円をめざします。
 住宅・店舗リフォーム助成を行い、中小企業の仕事をつくります。農林漁業に光をあて、思い切って支援します。
 第2に、原発ゼロ、再生可能エネルギーを本気ですすめます。原発再稼働を容認する現知事とちがい、政府に対して「原発再稼働反対」とはっきりモノをいい、「原発ゼロ」の決断を求めます。第3に、平和にこだわる県政に変えます。「教え子を再び戦場に送らない」、これは教員だった津川ともひさの原点です。安倍首相の憲法9条改悪・「戦争する国」づくりは絶対に許しません。「非核兵庫県宣言」をし、兵庫から平和の声を発信します。